Kota日記

毎日のことを淡々と書いていく。20年後に見返すと面白いものでありますように

感想文を書いた

朝 パン、バナナ、ヨーグルト

昼 茄子と豚肉とトマトの炒め物

夜 昼の残り

 

 三浦しおんの小説「風が強く吹いている」を読んだ感想をブログに書いた。この小説の凄いところは、箱根駅伝を目指す選手が勝つこと以外の目標を持っている、ということを描き出したことだ。素人が箱根駅伝を目指すお話と言えば、ひょんなことから競技を始めた若者が最初はイヤイヤだったが次第に熱中して最後には処理する。こんなストーリーになりがちだ。三浦しおんは、その奥にもうひとつのテーマを貫いている。

 小説の感想を書くとき、小説の説明をしないようにしている。感想を書くのが目的であるから当たり前だけど、ともすればあらすじを書いてしまうと感想が「面白かった」「可愛かった」「涙が止まらない」など薄くなるからだ。

 もうひとつ、その小説を読んでいない人には分からなくてよいと思って感想を書くようにしている。僕の感想と誰かの感想が、同じだったり違っていたりするのが面白いからで、読んでない人に内容を教えてあげるものではないからだ。