Kota日記

毎日のことを淡々と書いていく。20年後に見返すと面白いものでありますように

感想文の描き方

朝 パン、卵焼き

昼 ピザ

夜 野菜炒め

 

 本を読んだら、ブログに書くことにしている。これが結構悩ましい。その本のどこが印象的で、なぜそれが印象的だと思ったのか、そう思ったことにどんな意味があるのかを書くようにしている。あらすじや本の内容の要約は書かない。本の紹介を書きたいわけでなく、本を読んだ感想を書きたいからだ。だから、その本を読んだことのない人には分からなくてもいいと割り切っている。その本を読んだことのある人が、僕と同じ感想を持つのか、違う感想を持つのか、そういった感想の交換をしているつもりで書いている。だから、「すごいと思います」「感動しました」「泣けます」みたいな、平凡な感想だと書く価値がないように思ってしまうし、なにか特別な感想をひねり出そうと背伸びしてつらくなる。

 以前TVで、桃太郎の感想をメイプル超合金のカズレーザーが話していた。「桃太郎は鬼を退治し、財宝を持ち帰りました。これは、経済学的に言うと、鬼が貨幣経済を有していたことを示唆しており、従来の鬼に対するイメージを覆すものであり、大変興味深い」と言っていた。こんな尖った感想を、僕も言える日が来るのだろうか。